DIY革命だ!
今日まで「DIY」は趣味と捉えてきた。それではダメなのだ!
今、求められているのは「革命」!⇒生活者にとっては「生活革命!」事業者にとっては「事業革命!」
『革命とは、人が『獲得すべき目的』に向かって旗を掲げ、その旗の下に人々が集結し、連帯(協働)し!『目的』獲得する!その活動原理は、三現(現場・現実・現物)主義の実践!
DIYを実践する中、
2020年コロナ禍から構想してきた『働き方改革』のサイト(『業務委託契約』が拓く『働き方革命の実践』(仮称))とシンクロナイズ(共振)したのでご紹介といたしました。
《お知らせ(2024.04.28)》上記(仮称)の新サイトを作成、公開しましたので、お知らせします。以下です。
《本『働き方改革』のサイト作成・公開の趣旨ご案内》
人生100年時代、歴史の大転換期にあたって、自己をただしく認識するには、❝温故知新❞が必要と考え、自己の歴史を整理し、「新しい時代」の『目的』、その『目的』実現には何が必要か?「三方よし」の思想と『自律と協働』ではないか、との思いに至りました。自己の体験を活かし『自律と協働』をプロデュースすること、それが自己の『パーパス』(「存在意義」ないし「志し」)ではないか、との【気づき】を得た次第。
上記サイトにつきましても高覧いただきまして、忌憚のないご意見等をたまわりたく、ご案内申し上げる次第です。皆様の引き続きのご指導・ご鞭撻をお願い致します。
2024年5月1日 /9月9日改訂 原田 豊
DIY開始にあたり、自宅近くの商店会の日之出塗料店 代表吉村さんに相談し、材料一式を準備してもらいました(2023年10月)。
【春先から、外壁塗装や足場組みの相談で何度かお店にお邪魔してい
ました。】
使用前に撮っておけばよかったのですが、存分に威力発揮した使用後の「上塗り用水性シリコン」とローラー、刷毛、「板金部分の錆止め剤」等:
◆「上塗り用水性シリコン」及び「下塗り用シーラー」については、下記に詳しくご紹介いたします(特に「上塗り塗料は水性で本当に良かった」)。
すべて、吉村さんに準備していただきました。
【日之出塗料店】
(1)高圧洗浄機をかける前のビフォア
(2023年10月12日現在)
(2)高圧洗浄機をかけた後の状況
10月15日(日)雨
塗料や刷毛等の材料一式の準備も完了し、この日からスタートです。
朝早くから雨が降りしきる中、高圧洗浄機をかけましたが、乾燥するとこのような「まだらな状況」でした。
※晴天下に実施するには「飛散防止のネット」が必要ですし、「ネットをどう固定するか?」思案しておりました。また、足場を組むにはプロへ委託する必要があります。
日之出塗装店 代表吉村さんからご指導を受け、雨中に実施しました。
土ぼこりや汚れの黒ずみは高圧洗浄でほぼ取れたようでしたが、斜線の上の部分(手前)と下の部分に明らかに差異がみられ、しかも、茶色いコケ(カビ?)が目立つようになりました(これで良いのか?)。
(洗浄機の使用方法が不適切であったか、弱いノズル使用がアダとなったか?もう一度高圧洗浄をかけるべきか?)初めてのことなので、何もかもが良く解りません!
(3)吉村さんへ相談しました。
◆高圧洗浄より、物理的に取るのが第一→「デッキブラシ」の調達
◆コケ取り剤がある→「コケ取剤」の調達
ホームセンターで500円前後で調達できます。
◆吉村さんから準備してもらった「下塗りシーラー」「上塗り用水性シリコン」の【取扱い注意・使用方法】を何度も読みました。
《特記:【取扱い注意・使用方法】は何度も読み十二分に理解することが重要!】
私もメーカー出身ですが、現役当時(営業時代、システムを構築する役割「工事の施工者」ではありませんでしたが)はお客様が読まれる程には読んでいなかった。
とにかく売上予算を達成することが第一命題であった。今にして反省、そして次のように理解することが出来、この理解が重要と思います。
※メーカーとは、目的とする製品を世に出すため、必要とする「品質保証」を確保するため何百回も何千回もテストを繰り返し製品化しているのです。
したがって、商品の提供を受けこれを販売・施工、そして使用する者はその品質効果を最大限に発揮させるため、【取扱い注意・使用方法】は十二分に理解するまで良く読まみ、正しく使用しなければならないのです。
なぜならば、そのことによって当該商品の使用効果を最大に発揮させることが出来るからであり、誤使用による危険を回避するためにも、厳守することが必要不可欠となります。
(cf.製造物責任法は、販売者にも課されます。)
10月23日
板金部分の錆落とし
この工程で実施すべきは、サビ落としだけではありません。板金を下地の野縁(木材)にビスで止めているのですが、これを全てステンレスビスに打ち換えました。そして、シーリングで防水処置を行いました。
※この際の手順についても吉村さんへ相談しました。
10月25日板金部分へマスキング実施
(新聞紙貼付)
コロニアル部分へ下塗りシーラーを塗装する前に、新聞紙でマスキングしました。
次は、いよいよ下塗りシーラーの塗装です。
◆【下塗りシーラー塗装工程】◆
重要な工程なのですが、「下塗りシーラー」塗装後の画像を撮り損ねました。
《特記》性格なのでしょうか?(几帳面すぎ?)どうも納得いかないのです。この「まだら模様」の屋根の素地に下塗りシーラーを塗布する気にならないのです。
上記(3)に記載しました、デッキブラシとコケ取剤で2度3度「コケ取り作業」を実施しました。
そして、
上にも記載しましたが、「下塗りシーラー」および「上塗り用水性シリコン」の【注意書き・使用方法】を何度も読みました。
案の上、
【使用方法】(7)に、「素地の状態によっては、1~3回塗り重ねてください。」とありました。
素直に従うこととしました。
また、この「上塗り用水性シリコン」の「使用方法」(3)に、以下のようにありました。
「本商品を塗装する前に、必ずシーラーを塗装してください。(推奨:ニッペ油性密着強化下塗りシーラー)。シーラーは、つや感が出るまで塗り重ねてください。十分に乾燥させた後、本商品を塗装してください。」
素直に従うこととしました。
◆【上塗り用水性シリコン】塗装◆
10月28日上塗り(1回目)実施
ここまで来れば、後は板金部分とコロニアル屋根部分を同時に「上塗り用水性シリコン」で塗装です。
《特記》ここまで(素地の整備と下塗りシーラー塗装)が重要なのです。
10月29日(日)晴れ、上塗り2回完了
以上、簡単に各工程をご紹介してきましたが、2回の上塗りを実施し完了しました。
《特記》
吉村さんからは「縁切り」は必ず実施するように指導されていましたが、代わりに「タスペーサー」を、設置しました(通常500個入りで販売されていますが、ネット販売で何とか100個入りを探し出しました)。
この「縁切り」工程も、どの時点で実施するか重要です。これも吉村さんから指導を受けました。
『「屋根の塗装」をDIYでやろう』と、決めるのは簡単ですが、いざ具体的にどうするのか?
なかなか大変なものがあります。
※やる前は、4,5日で完了すると考えていました、とんでもありませんでした。上のように、丸2週間を要しました。
今後、冒頭にご紹介いたしました新サイトに『業務(作業)工程フローチャート』付きで詳しく記載していきますが、結論を概観しますと以下のようになります。
1.塗装材料の調達
2.塗装の塗り方(順番を正しくスケジューリングする)
3.下地の整備(下塗りシーラーを塗る前の準備)、
(1)清掃(高圧洗浄機の使い方、近隣対策上の重要事項)
(2)高圧洗浄機でも取れない「コケ、カビ」の除去の方法
4.塗料の乾燥時間を勘案し、かつ、天候をみながら進めること
(1)下塗りシーラー
(2)上塗り塗装
5.自己の体力との調整(準備)
※何よりも大事なのは安全対策です。
安全ベルトを装着して実施しました。(万一転落した場合、自力で這い上がる必要があります。宙づりでは30分ほどで血液循環が止まり、生命維持が危険になるそうです。)
したがって、ここ数年は、ほぼ毎日1万歩をウォーキングしてますが、数か月前から公園の鉄棒で懸垂を始めました。当初は1回も出来ませんでたが、6回まで出来るようになりました。
※ 次に余裕をもった計画づくり。
最初(何をどうするか大枠の計画づくり<上記のスケジューリング>≒<大日程計画>)が肝心です。(天候を配慮した計画づくりが重要)
そして計画どおりに進まない(予期せぬ工程が発生した【注1】)場合でも、手抜きをせず、やるべきことを一つ一つ(指導を受けながら、あるいは調べながら)実施することです。
【注1】本工事では、上に紹介しましたように、高圧洗浄機1発で下地整備が終わると想定していたところ、そうではなく、コケ取り、デッキブラシかけに時間を採られ、下塗りシーラー3回が必要となったことでした。(築30年近く経ったコロニアル屋根は相当に痛んでおり、しかも北側斜線部分であったことが、コケ発生・成長に最適環境であったのだと判断されます。)
日之出塗料店 代表の吉村さんには、上記1.2.3.4につきその都度都度ごと丁寧に、まさに三現主義で指導を受けました。有難く感謝申し上げます。
お陰様で、事故もなく無事完了することができました。
【コラム(「DIY革命」実践に向けて!!】
何よりも大事なのは、もちろん身の安全です。ですが、そのことを客観的には気づかないものです。
効果最大を狙い、良いもの(耐久性の高い油性塗料)が良いのではないか!と考えます。→ネット検索すると、「油性が耐久性が長くベスト」と書いてあります。
吉村さんには春先から、何かにつけ相談しており、10月になりいよいよ開始するにあたり、材料一式をお願いした際、上にも記載しましたが、以下の塗料を薦められました。
(上塗り塗料は「油性でない方が良い」と!)
極めて重要なこと(ご指導)を受け、あらためて、有難く感謝いたしたいと思います。
何もかも初めての環境で、しかも、安全ベルトを付けた状況!
塗装するだけでも大変な作業の中、「油性塗料はそのままでは塗装できません。しかも、限られた時間内に塗装する必要があります。」
時間を追われることがどれだけ危険であるか!通常の生活環境の中でもリスクが高まります。
DIYを実施する側としては、「現場の状況」を出来る限り詳しくお伝えし(図面等を作成、「築年数」等できるだけ「具体的な困っている事」等の実態を聞いていただき)、
適切な材料(「現物」)を選定して頂くこと、
そのような専門家(DIYする者の「現場」「現物」そして「現実を知っている人」)に相談することが不可欠だと思います。
そして、途中の作業プロセスで壁にぶちあたった際の相談もこのような専門家に相談し羅針盤としての指導を受けるべきなのです。
※ネットの知識だけで、やっていたら失敗していたと思われます。また、「始めてのDIYなら尚更、道具はシンプルなものが良い」。
吉村さんには、シンプルに解り易くご指導いただきました。
最後に、
このように「三現主義の実践」が大事だと思います。そして、「知らない事、弱い事」は「強い人(専門家)」(下記(注2)ご参照)と連帯(協働)することが、革命的実践には必要ではないかと思います。
(注2)連帯・協働すべき「強い人(専門家)」(「現場、現実、現物」を知っている人)をどう見極め、連帯(協働)するかが重要な時にきていると思われます。肩書(理念や理論)だけでは解りません(現場、現実、現物は廻りません)。
→冒頭紹介いたしました『働き方改革』のサイト(『業務委託契約』 が拓く『働き方革命の実践』(仮称))で詳しく述べたいと考えています。
【追記】以下のPDFファイルは、「DIY」の実践(手順の悪銭苦闘の実態)を逐一メモしたものです。(2週間の作業が丁度14枚の京大型カードに記録されました。)